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税理士は働きながらでも目指せる!両立のコツや注意すべきこと

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税理士は働きながらでも目指せる!両立のコツや注意すべきこと

社会人として働いている人にとって、仕事と両立しながら税理士資格を取得するのは、かなり難しいことかもしれません。勉強時間がとれないなど、専業で勉強している受験生に比べて不利な面も多いでしょう。

しかし、実際に働きながら勉強して合格した税理士がいることも事実です。両立するにはポイントがいくつかあるため、これらをしっかり押さえておくことで、効率よく勉強ができます。

この記事では、働きながら税理士資格を目指したい人に向けて、資格を取得するコツや注意点、資格取得の難しさについて解説していきます。

働きながら税理士資格を取得するための3つのコツ

働きながら税理士資格を取得するための3つのコツ

働きながら税理士資格を取得するためにはコツがあります。ここでは、効率的に合格がめざせる主な3つのコツを挙げるのでぜひ参考にしてみて下さい。

1. 目標やスケジュールを設定する

まず、何年で資格取得をするのかを設定します。「いつか合格する」といった漠然としたものではなく「必ず5年で合格する」などの具体的な目標設定が重要です。働きながら合格を目指す人の平均合格年数は、約5年と言われています。特に具体的な年数がない場合は、1年で1科目の取得を目標にしてみましょう。

目標を設定した後は、毎月、毎日、時間それぞれのスケジュールを決めていきます。たとえば、3月は平日夜8時から10時までの2時間と休日10時から12時までの2時間、2時から5時までの3時間、合計5時間勉強するといった具合です。その際、休日に予定がある日は勉強時間を作らないようにするのがコツです。余裕をもたせておくことで、ストレスが溜まらずに勉強が続けられます。

2. 実務経験を活かした科目を選択する

受験の際の選択科目は、実務を通して得た知識を活かせる科目を選択することが重要です。働いているうちに興味が出てきた分野の科目を選んで、好奇心を満たすために勉強してもいいでしょう。そのように学んだ内容は、資格取得のために勉強したものよりもしっかり記憶が定着するはずです。
経験によって得られた知識がどの科目に該当するのか、また自分の興味がある科目はどれなのかをあらかじめ確認しておきましょう。

3. こまめに復習する

保険代理店の営業には税金の知識が必要です。
税法の理論などの暗記が大変な分野は、こまめに何度も復習することがコツになります。全体の内容を徹底的に理解してから、細かい文章を暗記していきましょう。そして、暗記する部分は何度も反復して覚えるようにします。先に進んだ後でも、何度も戻って暗記を繰り返すことが大切です。

働いている人は、スキマ時間でこまめに復習することをおすすめします。なかなか暗記できない部分はスマホのメモなどに入れておき、空いた時間で読み返すようにすると効率がいいでしょう。

働きながら税理士資格を取得する際の注意点

働きながら税理士取得の勉強をする場合、勉強だけに専念している人と比べるとどうしても不利だと感じるかもしれません。しかし、就職してから勉強を始めて税理士資格を取得した人もたくさんいます。

以下に挙げるポイントに注意しながら、勉強を継続していきましょう。

1. 勉強時間の確保

働いている人が自由になれる時間はあまり多くありません。平日の2〜4時間ほどと、休日だけになるので勉強時間の確保も難しくなります。特に毎日残業が続く中で、帰宅してから勉強をすることはかなり困難です。早起きして仕事に出かける前に勉強をする方法もありますが、夜型の人には難しいでしょう。

勉強時間の確保が難しい人には、細切れ時間の有効活用をおすすめします。電車に乗っている間や休憩時間、昼休みといった片手間の時間を使えば、1日トータルで2時間くらいは確保できます。集中しづらい場合は、新しい事項を覚えるのではなく、復習や確認などに時間を使うといいです。

2. モチベーションの維持

働いている人はすでに仕事に就いているため、専業で勉強している人に比べて税理士の資格を取得する強い動機がない場合も多いでしょう。現状に甘んじてしまい、モチベーションをうまく管理できないかもしれません。

また、仕事先で嫌なことがあったりストレスが溜まったりすることで、勉強意欲が下がってしまう場合もあります。特に残業やつきあいなどで帰宅が遅くなる日が続けば、そこからガクッとモチベーションが低下してしまいます。どのような状態でも、勉強だけは続ける強い意思を持ち続けることが大切です。仕事が忙しい時期はスケジュールをゆるめに設定し、平日でできなかった分を休日で巻き返すことも視野に入れておきましょう。

税理士資格を取得する難しさとは

税理士試験は、税理士となるのに必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的として国税審議会が行う国家試験です。税理士資格を取得するには、年に一度の税理士試験を受験する必要があります。

他の国家資格に比べても難易度が高めで取得が難しいとされる税理士資格ですが、その詳細を説明します。

税理士試験の合格率

税理士試験の合格基準は、各科目とも満点の60%です。合格科目が会計学に属する科目2科目及び税法に属する科目3科目の合計5科目に達した場合、合格者となります。

また、税理士試験は「科目合格制」を採用しており、受験者は一度に5科目を受験する必要はありません。1科目ずつでも受験してよいことになっています。

合格率は10%台と低く、令和3年度(第71回)税理士試験での合格率は16.5%です。令和2年度は17.3%だったことから少し合格率が下がったことがわかります。また科目別では、簿記論が16.5%、財務諸表論が23.9%と比較的高めですが、所得税法ほかの科目はすべて14%未満となっています。

年齢別では、25歳以下の合格率が29.7%と一番高く、26~30歳が23.0%、31~35歳が21.3%、36~40歳が18.3%、41歳以上になると11.8%となり、年齢が高いほど合格率は下がる傾向にあります。

受験資格について

税理士試験は、学識、資格、職歴といったさまざまな分野の受験資格を定めており、いずれか一つの要件を満たせば、受験資格を有することになります。

たとえば、学識による受験資格では「大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者」などがあり、資格による受験資格では「日商簿記検定1級合格者」など、職歴による受験資格では「法人又は事業を行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者」といったものがあります。どれにも当てはまらない場合は受験することができません。いずれも証明書類が必要なので準備しておきましょう。

科目数の多さ

税理士試験は、選択できる科目数の多さも特徴の一つです。会計学に属する科目(簿記論と財務諸表論)の2科目と税法に属する科目(所得税法、法人税法など9科目)のうち受験者の選択する3科目(所得税法または法人税法のいずれか1科目は必ず選択)について行われます。

合計5科目を受験することになりますが、得意分野の科目を選択できるので勉強の優先順位がつけやすいでしょう。

合格者の平均勉強時間

合格者の平均勉強時間は、必須科目である簿記論や財務諸表論が約400〜450時間、どちらかを選択しなければならない所得税法や法人税法が約600時間とされており、これらのボリュームの大きさがわかります。また他の科目も、150〜300時間と習得に時間がかかります。計画的に、じっくりと時間をかけて勉強する必要があるでしょう。

【まとめ】働きながらでも税理士資格の取得が可能

税理士資格を働きながら取得するコツや注意点を解説してきました。

目標や計画を立ててモチベーションを保ちながら勉強を続けることで、仕事と両立しながらでも税理士資格は取得が可能です。

かなり難易度が高い試験ですが、1科目ずつ合格していけばいいのでそれほど焦ることはありません。また、社会人ならではの経験値の高さも利点です。じっくり時間をかけて5科目すべてに合格し、税理士資格の取得を目指しましょう。

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